お酒はやっぱりダイエットの天敵なの?
痩身エステに行くと、カウンセリングの最中や施術中に、いろいろなお話をエステティシャンの方たちから聞くことができます。それは“美のプロフェッショナル”たちだけが知っている、とってもタメになるお話ばかり…。
このコーナーでは、当サイトのスタッフは痩身エステのお試しコースで聞いてきた、「痩せるためのヒント」を紹介していきます!
お酒とダイエットの関係。
ダイエット中はできればお酒を控えたいのはやまやまだけど、友人や会社の仲間と食事に行ったりすると、さすがに乾杯の時に一人だけウーロン茶なんて、なんだか場をシラケさせてしまいそうでキツいですよね。
でも、そもそもお酒はなんで太るんでしょうか?
じつは、問題はお酒ではなくて、アルコールに含まれている「食欲増進」と「脂肪の代謝を鈍らせる」作用が問題なのです。とくにビールはたくさん飲むと、炭酸で胃壁が刺激されて食欲が出てきてしまうんだそうです。
アルコールを過剰に摂取すると、個人差はありますが二日酔いになりますよね。これは、摂取したアルコールを体内で分解しようとした時に作られる「アセトアルデヒド」という物質が原因なんだそうです。
人間の身体は、この「アセトアルデヒド」という毒性から身を守ろうとして、腹膜に脂肪がつけ、それが結果的に内臓脂肪になるんだそうです。よくビール腹なんていいますが、これは間違った表現ではないわけです。
利尿作用のあるアルコールを飲むと、トイレが近くなりますが、一方で身体は分不足になって代謝が悪くなります。なので、お酒を飲んでいる時や、翌日の二日酔いの時は、アルコール以外の水分補給をすることが大事です。代謝も活性化しますし、二日酔いやダイエットの大敵のむくみを解消することにもなります。
あと余談ですが、お酒を飲んでいると辛い物を食べたくなりますよね?
でも甘いものを食べるより、辛いものを食べたほうが発汗作用もあるし、ダイエットには良さそうですが、本当のところはどうなんでしょう?
発汗作用を促す、アルカロイドと呼ばれる唐辛子の辛味主成分のカプサイシンは、体内に吸収されるとアドレナリンの分泌を活発にします。辛いものを食べると汗が出てくるのには、こうした理由があるわけです。
でも、残念ながらカプサイシンで汗をかいたからといって、脂肪が燃焼しているわけではありません…。逆に必要以上に水分を取ってしまって、水ぶくれになるということも考えられます。しかもカプサイシンが多く含まれる、坦々麺、火鍋、麻婆豆腐、ラー油などは高カロリーなものが多いので、食べ過ぎには注意が必要です。
今回の結論
ダイエット中にお酒を飲む時は、水分と一緒が基本。翌日の水分補給も忘れずに!