夜食べるとやっぱり太るんですかね…

痩身エステに行くと、カウンセリングの最中や施術中に、いろいろなお話をエステティシャンの方たちから聞くことができます。それは“美のプロフェッショナル”たちだけが知っている、とってもタメになるお話ばかり…。
このコーナーでは、当サイトのスタッフは痩身エステのお試しコースで聞いてきた、「痩せるためのヒント」を紹介していきます!

 

ダイエット中の間食への誘惑…。
この誘惑を断ち切ることができたら、ある意味ダイエットに成功したといっても過言ではありません。それくらい、間食への甘い誘惑ときたら…。

 

しかも、この誘惑はなぜか夜にやってきますよね(笑)。
夜、妙にお腹が空いて冷蔵庫のほうに行くと、困ったことにインスタントラーメンやお菓子が目に飛び込んできます。最初のうちは「いかん、いかん」と固い意思で拒絶しているのですが、気がついたら封を開けているという…。

 

「なんで食べちゃったんだろう…」
「寝ればよかった…」
「今日1日の頑張りが水の泡じゃん…」

 

そんな日の翌朝、体重計に乗れば確実に体重が増加していますよね。分かっているのにやめられない…。

 

でも、なぜ夜のひと口が太るんでしょうか?
痩身エステのスタッフさんがこんなお話をしてくれました。

 

全身の細胞の内部には、時計遺伝子という遺伝子タンパクが存在しています。これがある種のタンパク質をせっせと作りだして、そのタンパク質が飽和状態になると今度は別のタンパク質がその活性を抑えます。私たちの身体の中では、こんないたちごっこを繰り返しているんだそうです。

 

タンパク質が増減する1サイクルはほぼ24時間。このように、人の身体は時計遺伝子のサイクルによって1日の時間調整をしているわけです。

 

時計遺伝子が作り出すタンパク質の中に、ビーマル1という物質があります。これがダイエット中に私たちの“敵”なんです。なぜかというと、このビーマル1という物質は、体内の脂肪合成酸素を活性化して、体脂肪を増やすという働きをもっているからです。
さらに、昼夜で分泌量が大きく変動する特徴を持っていて、最も量が減るのが2〜4時、最も量が増えるのが22〜2時の時間帯なのです。

 

これが夜、間食をすると太ってしまう最大の原因です。
つまり物を食べる時間によって、合成される脂肪の量が明らかに違ってくるわけです。

 

夜中についものを口にしてしまうというのは、そもそも24時間のサイクルに体内の時計遺伝子が同調していないということ。だから、自らの時計をリセットする必要があります。朝起きたら速やかにカーテンを開けて朝日を浴びる。この目から入った太陽の光の情報が、脳にある体内時計の中枢に伝わり、同調することができます。

 

そして、ヨーグルト、バナナなどなんでもいいので朝食を食べてください。脳が目覚めても、身体が寝た状態ではリセットにはなりませんので。
これで肝臓をはじめとする内臓にある時計遺伝子が、脳の体内時計に歩調を合わせることになります。実践すれば1週間もかからないで体内時計は正確に時を刻み始めるそうです。じつはこれがダイエット成功への最大の近道なのかもしれませんよ。

 

今回の結論
「夜のひと口」は「昼間のひと口」よりもかなりタチが悪いので、絶対に禁止です!