持ち歩き薬膳茶で体のコリを解消する!
痩身エステに行くと、カウンセリングの最中や施術中に、いろいろなお話をエステティシャンの方たちから聞くことができます。それは“美のプロフェッショナル”たちだけが知っている、とってもタメになるお話ばかり…。
このコーナーでは、当サイトのスタッフは痩身エステのお試しコースで聞いてきた、「痩せるためのヒント」を紹介していきます!
直接、痩せることには繋がらないけど、身体の状態を良くしておくことは、痩せたりダイエットに成功するためには必須条件と言えます。
とくに女性の場合は、冷えやむくみ、凝り、肌荒れなど、特有の悩みを持っているものです。美しい肌やボディを手に入れるためにも、これらの体質改善はとても大切です。
そこで是非、オススメしたいのが、普段の飲み物を温かい「薬膳茶」に変えること。
これは私もスタッフさんからススメられて半信半疑で始めたのですが、ちょっとびっくりするくらい効果がありました。何よりも精神的に安定したことが大きかったです。
薬膳では、その人の状態にあった食材で不調を改善します。そして、食事よりも手軽で取り入れやすいのがお茶です。不調には、体の中のエネルギーである気や血が不足していて起こるものと、それらを巡らせる力が低いために起こるものがあります。
だから自分の状態に合わせて、気や血を補うお茶、あるいは巡りを良くするお茶を飲むのがオススメのようです。
飲むタイミングはと言えば、日中のどが渇いた時に少しずつ飲むのがオススメです。そして、お湯があればどこでも入れられるボトルを持ち歩くのが便利ですね。
私がやっているのは…
@茶こし付きボトルに茶葉を入れる
A熱湯を注いで数分間抽出、実や種のタイプの茶葉は長めに置く
Bお湯を継ぎ足してまた飲んでもOK
これだけです。いかがですか? 全然簡単にやれそうですよね。
さて、ここからは薬膳茶の中でも現代女性にオススメなものを紹介していきます。自分にあったものが見つかるまで、いろいろ試してみるといいですよ。
アンチエイジング、更年期症状の予防には→→→クコ
ほのかな甘みが特徴のナス科の植物の実です。漢方で肝と腎の機能を助け、血液などの体液を補う効果があるそうです。そのため、アンチエイジングや、更年期の症状の予防になるんだとか。飲み方としては、ひとつかみを紅茶など好みの茶にブレンドするのがオススメです。ちなみに、ふやけた実は食べられます。
血を補い、疲れやイライラや不眠に→→→黒豆
黒豆には、血を補う作用のほか、血液の流れを良くする活血作用や、水分を排出しつつ、潤いを保つ利水作用があると言われています。黒豆はとくに肉体疲労を感じでいる人にオススメです。最近、疲れが取れないなぁ?とお嘆きのアナタはぜひ。イライラや気が滅入った時、それに不眠などにもピッタリです。ふやけた豆も残さずに食べましょう。
疲れを改善して心を安定させる→→→ナツメ
ナツメは、クロウメモドキ科の果実。血を補う作用があって、こちらも疲れに効果的です。血を補うことで精神も安定させて、不眠にも効くとされています。煮出し茶が基本ですが、刻んだナツメ40gを500から600mlの水に一晩漬け、400mlになるまで煮詰めると濃い味で、とてもイイ感じになるようですよ。
温性茶葉の代表→→→紅茶
意外なことに、普通の紅茶にだって様々な効果があります。製造過程で紅茶を醗酵させているので、薬膳では身体を温める効果があるとされ、体の冷えが気になる人に向いているようです。温性のスパイスであるシナモンやショウガ、クローブなどを加えると、さらに紅茶の温め効果がアップするそうです。
余分な水分を流しむくみ取りに効果的→→→トウモロコシ
トウモロコシは、利尿効果があって、むくみが気になる人に向きます。いわゆるトウモロコシを使うのではなく、お茶にはいったトウモロコシを使います。粒のトウモロコシ、または粉末になったティーバッグでもいいそうです。体内にこもった熱をとり、ほてりを解消します。トウモロコシのヒゲを干した南蛮毛を加えると利尿作用がアップするそうです。
根の疲れや頭痛に効果便秘も改善→→→ハブ
別名はケツメイシともいわれ、目に効く眼科常用の薬とされているそうです。とくに頭にこもった余分な熱をとってくれる特徴があります。目の充血やハリ、頭痛などを改善してくれるので、パソコンなどの頻度が高いデスクワークが多い人にぴったりです。また腸を潤わせる作用もあるそうで、便秘にも効果があるんだとか。
PMSなどの鬱っぽい気分を改善させる→→→マイカイカ&ジャスミン
とくに女性にオススメなのが、ジャスミンの花と薔薇科のマイカイカの組み合わせです。どちらもさわやかな香りが特徴で、肝の働きを正常にして、ストレスやホルモンのバランスを整えてくれます。胃通やお腹の張りの改善、月経前症候群によるイライラや抑うつに効果的です。
今回の結論
マイボトルに「薬膳茶」を入れて持ち歩く。コレ、美人への近道なり。